Webデザイナーに必要な資格とは?Webデザイナー向けの資格11選

プログラミング講師,プログラミングメンター

専門的な技術を必要とする職につこうとする時、「資格が必要なら取っておきたい!」と考える人がいるかと思います。

WEB業界でも、資格はあるのでしょうか?
そして、あるとしたら、就職・転職に役立つものなのでしょうか?

Webデザイナー向きの資格をピックアップしながら、必要有無も含め触れていきます。

Webデザイナーに資格は必要ない?

Webデザイナーって、資格取っておいた方が良いの?

必ずしも取る必要はないね!
WEBのデザインができれば、就職・転職はできちゃうし。

でも、面接の時に「何か資格はありますか?」って聞かれた時に、何もないとなぁ…

資格を聞いてくる会社なんて、ほとんどないよ!
大事なのは作品や経験、実績とかだから!
Webデザイナーの求人に応募すると、ほぼ100%ポートフォリオ(作品や実績)の提出を求められるよ!

もちろん、ないよりはあった方が良いかもしれないけど、無駄になる可能性がある資格にお金と時間を使うのはもったいないよね?

それなら、Webデザイナーになるのに必要なポートフォリオ制作に時間をかけた方が良いぜ!

Webデザイナー系の資格

ウェブデザイン技能検定

webデザイン技能検定

評価

お役立ち度 ★★★★★(5)
難易度 ★★★★(4)
おすすめ度 ★★★★(4)

実施サイクル

3ヶ月毎

受検料

・1級
学科: 7,000円
実技: 25,000円

・2級
学科: 6,000円
実技: 12,500円(35歳以上)、7,000円(35歳未満)

・3級
学科: 5,000円
実技: 5,000円 (35歳以上)、3,000円(35歳未満)

資格概要

ウェブデザイン技能検定は国家検定です。
合格すると合格証書が交付され「技能士」と名乗ることができます。
さすがに国家検定なだけあって難易度は高めです。

受検資格は等級により異なります。
3級は誰でも受検できますが、2級は3級に合格もしくは大卒、もしくは実務経験2年以上、1級になると、2級合格後実務経験2年以上が必要になります。

公式サイトにて過去問題が公開されています。

おかた~い大企業とかだったら、この肩書を持ってると有利になるかもしれないね!

WEBデザイナー検定

webデザイナー検定

評価

お役立ち度 ★★★★(4)
難易度 ★★★☆☆(3)
おすすめ度 ★★★★(4)

実施サイクル

年2回(7月と11月)

受検料

  • ベーシック 5,500円
  • エキスパート 6,600円

資格概要

コンセプトから運用まで、「WEB制作」の知識の習得を評価する検定です。
コンセプトメイキングからデザイン、テスト、運用までが範囲となり、より実践的な内容になっています。

過去問題で現在の実力をかんたんに試すことができます。

アドビ認定アソシエイト(ACA)

アドビ認定アソシエイト(ACA)

評価

お役立ち度 ★★☆☆☆(2)
難易度 ☆☆☆☆(1)
おすすめ度 ★★☆☆☆(2)

実施サイクル

随時(試験会場により異なる)

受検料

10,584円(税込)

資格概要

Photoshop、Illustratorの基礎レベルの資格。
全国にある会場で随時試験がおこなわれているため、気軽に受けやすいです。

試験科目はアドビのアプリケーション(Photoshop CC, Photoshop CS6, Illustrator CC)ごとに独立していて、科目ごとに資格が認定されます。

あんまり実務では使わないような問題もあるから、そんなに大事なものではない気がするかなぁ。

Web検のWebデザイナー試験

web検

評価

お役立ち度 ★★★★(4)
難易度 ★★★☆☆(3)
おすすめ度 ★★★★(4)

実施サイクル

随時(試験会場により異なる)

受検料

10,800円

資格概要

ビジュアルデザインのルールから、HTMLやCSSの書式や基本設計、幅広くアクセシビリティに対応するための実装技術など、正しく理解しているか判断を問う検定試験です。

WEB上で練習問題にチャレンジすることができます。

Photoshopクリエイター能力検定

Photoshopクリエイター能力検定

評価

お役立ち度 ★★★☆☆(3)
難易度 ★★★☆☆(3)
おすすめ度 ★★☆☆☆(2)

実施サイクル

随時(試験会場により異なる)

受検料

  • エキスパート 8,400円
  • スタンダード 7,400円

資格概要

Photoshopを活用し、クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツ制作ができる能力を認定する試験です。
Photoshopを教える側の職業に就く場合には、信用度が上がっていいと思います。

Illustratorクリエイター能力検定

Illustratorクリエイター能力検定

評価

お役立ち度 ★★★☆☆(3)
難易度 ★★★☆☆(3)
おすすめ度 ★★☆☆☆(2)

実施サイクル

随時(試験会場により異なる)

受検料

  • エキスパート 8,400円
  • スタンダード 7,400円

資格概要

Illustratorを駆使して、提示されたテーマ・素材から、仕様に従ってコンテンツを制作する能力を認定する試験です。
Photoshop同様、教える側の人は役に立ちそうですね。

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験

評価

お役立ち度 ★★★★(4)
難易度 ★★☆☆☆(2)
おすすめ度 ★★★☆☆(3)

実施サイクル

随時(試験会場により異なる)

受検料

  • エキスパート(上級)7,300円
  • スタンダード(初級)5,700円

資格概要

Webサイト制作のデザイン能力およびWebページのコーディング能力を認定する試験です。
デザインだけでなくWebサイト制作の全体を広く学びたい人にはおすすめです。

HTML5プロフェッショナル認定資格

HTML5プロフェッショナル認定試験

評価

お役立ち度 ★★★☆☆(3)
難易度 ★★★★★(5)
おすすめ度 ★★☆☆☆(2)

実施サイクル

随時(試験会場により異なる)

受検料

¥15,000 (税別)

資格概要

デザイナーだけではなくHTMLを扱う全ての人向けの資格です。
この資格は現役のWEBデザイナーでも取得するのが難しいと言われています。

現役でも取得が難しいってことは、あんまり実務では使わないような問題も出てくるのかもね~

Webデザイナー資格ではないけど、注目しておくべき資格

色彩検定

色彩検定

評価

お役立ち度 ★★★★★(5)
難易度 ★★★☆☆(3)
おすすめ度 ★★★★(4)

実施サイクル

年2回

受検料

  • 1級 15,000円
  • 2級 10,000円
  • 3級 7,000円

資格概要

色彩感覚はセンスだと思われがちですが、この資格は理論に基づいた色彩を学ぶことができます。

色はWEBデザインにはもちろん、インテリアやファッション、メーカーなど様々な場所で扱うものなので、色んな職業で役立てることができます。

また歴史の長い検定なので知名度が高く、就職・転職の際には有利に働くかもしれません。

色の知識は実務でも役立つから、しょっぱいWebデザイン資格よりよっぽど役に立ちそうだね!

カラーコーディネーター検定試験

カラーコーディネーター検定試験

評価

お役立ち度 ★★★★(4)
難易度 ★★★★(4)
おすすめ度 ★★★☆☆(3)

実施サイクル

年2回

受検料

  • 1級 9,440円
  • 2級 7,340円
  • 3級 5,250円

資格概要

色彩検定とよく似た資格ですが、より専門的な知識を習得できます。
商品やインテリア、建築など幅広いジャンルで活躍したい場合は、こちらがおすすめです。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

mos

評価

お役立ち度 ★★★★★(5)
難易度 ★★☆☆☆(2)
おすすめ度 ★★★★★(5)

実施サイクル

毎月1~2回

受検料

  • Word・Excel
    スペシャリスト 9,800円
    エキスパート 11,800円
  • PowerPoint 9,800円

資格概要

WordもExcelもWEBデザインと関係なんじゃないの?と思われるかもしれませんが、その通り!全く関係ありません。

ですが、会社で扱う書類は大体がWordかExcelです。
そしてデザイン一筋の人は、こういうソフトが扱えない人が結構います。

操作が全くわからない相手に一から説明するのは結構時間がかかるので、資格を持ってると「ほほう、一から教えなくてもいい便利なやつ」という印象を与えることができます。

また、WEBデザイナーになると営業部の人から「プレゼン資料をいい感じに作って!」と頼まれることもあります。

難易度もそんなに高くありませんし、就職には有利になるでしょう。

なくなった可能性が高いWebデザイン関連の資格

  • アドビ認定エキスパート(ACE)
  • JWA Webデザイン検定
  • Flashクリエイター能力検定

資格を取るなら目的をはっきりさせよう

しつこいかもしれないけど、WEB業界では就職・就職活動に資格はあんまり重要じゃないからね。
自身のスキルアップが目的なら良いけどさ!

独学だと得意分野ばっかりしか勉強せず、苦手なところの知識が増えないことがあるよね?

そういう時、自分の弱い部分を鍛えるために、資格試験を受けるのは良いきっかけになるかもしれないけどね。

企業に就職した後、実際の現場で仕事をしていて、必要性を感じて資格を取るとか、企業側が奨励していて手当がつくとか、そういう時は資格取るのはアリ?

もちろん、そういう時はアリアリだ!!!

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