書類選考で受かるための7つのテクニック|200人以上の書類審査経験者が語る

書類選考を絶対通過

Web/IT業界だけに限らずですが、就職や転職をする時、履歴書や職務経歴書を提出する機会は、たーーーーーーーーーくさんあります。

「何十社と接点を持っても、良い返事をくれない。
それどころか、書類選考すら通らない。。。」

そんな人もたくさんいることでしょう。
あなたもそんな悩みを持っていませんか?

熱意や技術力が豊富にあっても、適切に相手へ伝えられなければ、全く意味がありません。

そこで今回は、書類選考で受かるための7つのテクニックをお伝えします。

当ブログ執筆者は、200人以上を書類選考してきた経験があるので、これを読めば今まで書類選考に落ちまくっていた人も、受かる確率が上がることでしょう。

是非対策を練って、書類選考にガンガン通過しちゃってくださいね!

書類選考で受かるテクニックその1 PR・熱意・熱量をこめまくる

熱意をこめまくれ!

PRは不要と思ってる方いませんか?
もしくは、PRしたいと思っていても何もアピールできるものがないから、書きたくても書けない…
そう思ってはいませんか?

確かに相当自信のある人でもない限り、採用担当者の目を引くアピールができる人はなかなかいないです。

でも、PRは書かないとダメです。
内容がペラッペラの履歴書はダメです。
志望動機を書かない人もたくさんいますが、絶対ダメです。

採用担当者がそのような履歴書を見ると
「やる気ない人なのかな?」
「食い繋ぎたいだけで、うちの会社自体に興味はないのかな?」
と感じてしまいます。

少なくとも会社側が求めているスキルがない場合、他のライバルを圧倒するような熱量がないと採用担当者の心を揺さぶることはできません。

経歴を書いただけで、その他はほぼ白紙っていう人、意外といるよ。

どこでも働ければいいと思ってるからなのか、それとも、アピールすることがないから書けないのか、真相はわからないけど、そういう人はほぼ確実に書類選考の時点で落とされちゃうよね。

え~顔だけで選んでくれたら楽なんだけどなぁ。

そんな甘くないわ(笑)
確かに顔だけで選ばれるようなときもあるかもしれないけど。

中小零細企業の社長にとって、採用=投資だからね。
仕事で結果に結びつきそうな人、長く働いてくれそうな人っていうのを選びたいんだ。
もちろん、会社によって希望は違うけどね。

う~ん、アピールしたくてもアピールできることがないんだよねぇ~。

そういうときはどうしたらいいの?

どういうことで会社の役に立てるかを考えるんだ。

今までの経験を無理矢理会社の仕事に結びつけても良いと思うよ。

例えば、こんな感じかな▼

「接客業をしていたので、気配り力には自信があります。
IT業界の実務経験はまだないので最初はご迷惑をおかけすることもあると思いますが、気配り力で皆さまのお力添えをさせていただき、足りないところは休日の努力でカバーできればと考えております。」

こういう些細なことでも、書く・書かないが大きな差になるんだよね。

ニートの人だったらどうアピールすればいいの?

もし財産となるような過去の経験がなかったら、無理矢理でもアピールするのが難しいと思うんだよね…

そういう時は、どうしてもあなたの会社に入りたいという、気持ちだけでアピールするしかないね。

極端な例だけど…

「最初は修行期間ですので、3カ月は最低賃金で働きます。
3カ月経過した時に、通常の給与で継続雇用していただけるかご判断いただければと思います。
それぐらい御社で働かせていただきたいのです!」

みたいなことが言えれば、気持ちだけのアピールでも十分採用担当者の心を揺さぶれる可能性は出てくるよね。

なるほどね。

たしかにそんなこと言われたら、企業側は「相当うちの会社に入りたいんだな~」って思うよね。

書類選考で受かるテクニックその2 無駄なPRをやめる

ムダムダムダ

過去の職務経験を自己PRとして活用する方もたくさんいることでしょう。

ただし、伝え方によって、そのPRは無駄となってしまうこともあります。

例えば、以下は当社がWebデザイナーとかWebライターを募集した時にあった応募者のPR例ですが、

  • 私は翻訳をやってました。韓国語も話せます。
  • サッカーのコーチをやっています。生徒からプロを輩出しました。
  • 5年前までプログラミングやってました。

このような短文で終わるPRは無駄です。

翻訳できるとかプロ輩出とか、すごいことだと思うけど、これがなんで無駄になっちゃうの?

うん、確かにすごいことだよ。

ただ、応募する業務と全く関係ないことをメインのPRとしてしまうのはあまりよろしくないかな。

翻訳をやってた、だから何なの?
プロを輩出しました、だから何なの?

採用担当者はその先を知りたいのよ。

「その経験をうちの会社でどう活かしてくれるの?」

そこまで語ってくれないと、無駄なアピールに終わってしまうってことなのね。

なるほどねぇ。

じゃあ無理矢理でもPRするっていうのは、会社の仕事とどう結びつくか?

そこまで考えてアピールしないといけないってわけね?

そういうこと!

もしかしたら、採用担当者が「たまたまうちの会社に翻訳の仕事があったから、この人雇えばちょうどいいねラッキー!」ってなることもあるかもしれないけど、そんな偶然めったにないしね。

PRは絶対必要だけど、無駄なPRで終わらせないこと。
会社の業務に無理矢理でも結びつけるPRにすること。

これが重要だね。

採用担当者の心を動かせなきゃ意味ないからさ。

「5年前までプログラミングやってました」っていうのは、IT業界だったら業務に関係あることだと思うけど、これも無駄なアピールなの?

うん、5年前なんてどうでもいいじゃん?

知りたいのは今なのよ。

「5年前までの経験を活かして、今猛烈に勉強しています!」みたいなアピールだったらまだわかるんだけど、「5年前にやってました」っていう過去の報告だけだと、「で?今は?」ってなっちゃうんだよね。

「今のあなたが知りたい」ってことね。

俺も今のキャバコのこと、もっと知りたいよ。

やめて、気持ち悪い。

書類選考で受かるテクニックその3 PRの癖をなくそう

癖がすごい

仕事に関連するようなことでも、個性の強すぎるPRはちょっと危険です。

例えば、こんなPR▼

「多少バグ(不具合)が出てもスピードを優先することで、プログラミングを爆速で実装することができます。

私は正確性よりもスピードを優先すべきと思っています!」

うん、確かに爆速なのは魅力だけど、バグがあったら意味ないんだよね。

結局、修正が必要になるし、そっちのが結果的に遅いじゃんってなる。

案件や会社によって、スピードを優先するか正確性を優先するかは異なるし、どちらかに偏るべきものでもないんだ。

採用担当者によっては、「突き抜けてる感じでいいね!」と感じる人もいるんじゃない?

そうだね。

でも、企業側としては、癖が強すぎる人は取り扱いづらいんだ。

会社の風土に馴染めない人は辞めてしまうしね。

欲を言えば、会社側としては
「YESマンだけど、自分で物事を柔軟に考え提案し、長期に渡って結果を出してくれる人」
という人材を求めてるんだよね。

だから癖が強そうな雰囲気があると、採用をためらってしまうんだ。

なるほどね~

あなたの会社で働きたい感を出しつつも、個性は殺せってことか…

殺さなくていいよ(笑)
まぁ、あんまりアピールの仕方を制限すると難しくなっちゃうしね。

素直に

  • 自分ならこういう長所で御社の役に立てる!
  • 努力しまくる!
  • 絶対御社で働きたい!

というポイントを自分なりにPRできればOKよ!

書類選考で受かるテクニックその4 募集概要を隅々まで読む

見る

募集概要には、採用企業から応募者への質問文が掲載されていることがあります。

にも関わらず、その回答を記載しない人が一定数います。

採用企業側からすると、「募集概要読まずに四方八方に応募してるのかな」と感じてしまいます。

なので、しっかり募集概要は隅々まで目を通すことを忘れないようにしましょう。

うちの会社の場合は、Indeedに求人を掲載することが多いけど、質問への回答をしない人が2割ぐらいいるね。

そういう人は、大体履歴書の内容とかも適当なんだよなぁ。

就職や転職を成功させたいなら、しっかり細かいところまで書いて欲しいね。

細かいところまで目を配れるかってことを試されてる気がするね!

そうだよ、気配り目配りはどんな仕事でも大事なことだから!

書類選考で受かるテクニックその5 会社に興味ない感を完全消去

興味ない

実例ですが、志望動機欄にこんなことを書いている人がいました。

「面接は10:00~18:00の間でお願いしたいです。それ以外はバスが動いてない時間帯なので。」

これを見た採用担当者はどう思うでしょうか?

「電車で来ればいいじゃん?うちの企業は電車で行く価値がないってことなのかな?」

そう感じてしまうことでしょう。

もちろん、どうしてもバスしか移動手段がないのかもしれないし、バスしか乗れない事情があるのかもしれない。

でも、仮にそうだとするなら、それを伝えない限り、採用担当者は「モチベーション低いのかな?」と思ってしまうよね。

そっか…

確かに喉から手が出るほど入りたい会社だったら、タクシーだろうが徒歩だろうが別の手段で何とかしようとするよね。

そう、そんな低いモチベーションの人を会社側は採用したくないからね。

もちろん、会社によっては、あえてモチベーションが低い人を採用するケースもあるけど、そんなのはレアだしさ。

わかった、私が応募する時は「深夜だろうがチャリでも徒歩でも伺います!」って言うわ。

書類選考で受かるテクニックその6 条件を満たしていない状態で要求しまくらない

要求はほどほどにせい

Webデザイナーやプログラマー、ライターなどでの就業は、実務経験を求められることが多いです。

当社の場合、「実務未経験者でも応募OKです」という求人を出すことがあります。

ただ、「実務未経験者でもOK」とはいえ、何の努力もしていない人や「会社の仕事で私を成長させてくれるんでしょ?」と思ってる他力本願的な人は、採用されません。

実務未経験者は相当な熱意や努力を見せる必要があるのです。

しかし、実務未経験者にもかかわらず、以下のような要求をしてくる人がいます。

  • 時給は高めで
  • こういう仕事をやらせてください
  • 社員にしてください

もちろん、さまざまな事情があって、上記のような条件を付けざるを得ない人もいるでしょう。

でも、実務未経験者が甘えを見せると、ライバルである他の応募者に負ける確率がグーンと上がってしまいます。

なぜなら、ライバルには実務経験者も含まれるからです。

実務未経験者OKの枠に、実務経験者も応募してくるってこと?

そうだよ、実務未経験者OKって言っても、経験者からガンガン応募はくるよ。

ひょえ~~~~!それだと実務未経験者は不利だね~!

そう。だから、アピールしまくらないといけないのよ。

甘えなんて見せてる場合じゃない。

もちろん、パンチ力のあるアピールができてれば、多少要望があっても企業側に受け入れてもらえるけどね。

実務未経験で修行させてもらう身分の時は、甘えは捨てないと厳しいぜ!

書類選考で受かるテクニックその7 写真を明るくする

モデル気取りで

履歴書の写真がさ、暗すぎる人がいるのよ。

うっそ~。でも履歴書の写真って真面目な顔で撮るから、多少は暗くなっちゃってもしょうがないんじゃないの?

まあね。

でも、応募者の中で同じぐらいの実力の人が複数人いたら、印象とか細かい部分で比較されてしまうのよ。

だから、写真でも印象を良くしておきたいよね。

でも笑うわけにはいかないじゃん?

履歴書の写真って…

うん。

個性の強い会社だったら、履歴書の写真で笑っちゃった方が、採用率上がると思うけどね!

とはいえ、そうじゃない会社がほとんどだろうから、真面目な顔で印象良くするテクニックを伝えるぜ。

写真を撮るときのコツとしては、口角をあげて目を見開く感じにすること!

これだけで印象かなり変わるぜ。

なるほどね!

たしかに目力があると、「この人、熱量ありそうだな!」って印象になるもんね!

昔は僕も写真を撮るとき、このテクニックはガッツリ使ってたよ。

このテクニックのおかげかどうかはわからないけど、実務未経験でも書類選考通過率は高かったぜ!

ブスでも良い写真になるってことなんだね。

おい

書類選考を通過するための改善策は見つかりましたか?

いかがでしたでしょうか?

もし今のあなたが書類選考に落ちまくっていたとしたら、上記に当てはまるようなNG行為をやってしまっていませんでしたか?

採用担当者は「なぜあなたを不採用にしたのか」を教えてくれません。

自分で不採用になった理由を考えて、対策しなければならないのです。

間違えたやり方のまま突き進んでも、良い結果はなかなか得られません。

もしあなたが、やみくもに応募しまくっている状態だとしたら、それは今すぐやめましょう。

自分が行きたいと思う会社を見つけたら、その会社でなければダメな理由、入りたい理由、熱意など時間をかけて考えるべきです。

それが書類選考を効率化し、通過率を上げるための近道ですからね。

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