WEBデザイナーになるには?元未経験者が「知っておきたかった」と泣いた全知識
未経験からWEBデザイナーになるには何をすればいい?
必須スキルや勉強方法、就活についてなど、全体の流れを教えて〜!
全くの未経験からWEBデザイナーになるまでを、初めからイメージしておくことは非常に大切です。
ゴールの場所と進み方がわかっていないと、最短ルートを選べませんからね。
この記事では、全くの未経験からWEBデザイナーになるまでの最短で確実なルートをご紹介します。
「無駄なく、必要なものだけ」紹介しているので、遠回りせずに確実にWEBデザイナーになりたい方は、ぜひ隅々まで読んでください。
やぁみんな!WEBスクール校長のさかしだ!
現実を見据えた適切な努力をすれば、未経験からでもWEBデザイナーの中途採用枠を勝ち取れるぜ!
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WEBデザイナーになるための3ステップ!未経験から転職するまでの流れを把握しよう!
まず初めに、WEBデザイナーになるまでの全体像を把握しておきましょう!
なぜなら一般職と違い、闇雲に就活を始めても採用してもらえる可能性はほぼゼロだから。
具体的には以下3つのステップを辿る必要があります。
【WEBデザイナーになるまでの3ステップ】
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あらかじめ専門知識・スキルが必要な点、ポートフォリオ(作品集)を作るという点が、普通の就活とは違いますよね?
一つずつ見ていきましょう!
Step1 : WEBデザインのスキルを身につける
未経験の方がまず初めにやるべきことは、WEBデザインのスキルを習得することです。
なぜなら、デザインを作れないと報酬が発生しないため、そもそも雇ってもらえないから。
一般職と違い、技術職になるので、スキルがない人を雇う意味がないのです。
企業にはゼロから育てる余裕・メリットはありませんしね。
では、どの程度のスキルを身につけるべきか?
ざっくりですが、最低限「一通りWEBデザインを作れるスキル」くらいは身につけておくと良いでしょう。
「一通りWEBデザインを作れます」とアピールさえできれば、企業の収益につながる人材と判断されるため、採用の可能性がグッと高まります。
そのため、新卒以外の方はスキルを身につけることをまずは優先しましょう。
具体的には以下のスキルを習得する必要があります。
【未経験からWEBデザイナーへ転職するために必須の5つのスキル】
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ちなみに、新卒など若い方なら、スキルがなくても年齢で雇ってもらえる可能性はあります。
必須スキルについては、後で詳しく解説するぜ!
Step2 : スキルを証明するために、ポートフォリオを作る
スキルを習得したら、次は「作品」を作る必要があります。
というのも、採用担当者にあなたのスキルを証明する必要があるためです。
WEBデザイン業界は、どれだけ一生懸命勉強しても、採用担当者に証明できなければ、勉強してないのと同じとなる実力社会。
そして、スキルを証明する唯一の手段が、「作品」なのです。
具体的には、WEBサイトやバナーなど、作った作品をまとめて、「ポートフォリオ」という作品集を作り上げればOKですね。
よくある間違いが「スキルが身に付いたら即雇ってもらえる」という考えです。
スキルを証明できないと絶対に採用してもらえないので、スキルを身につけたら、並行して「作品」を作るようにしましょう!
オリジナルのものであれば架空のサイトでも良いですが、できれば知人のお店のWEBサイトを作らせてもらうといった、「実績」と呼べる作品を作るのがおすすめです。
あなたが作った作品のクオリティによって、採用の合否が分かれますので、ここに1番力を注ぎましょう!
正直、高品質な作品・実績さえあれば、コミュニケーションが得意じゃなくても、未経験でも採用してもらえます。
「私はこんなWEBサイトを作れるから、会社の利益を上げることができますよ。だから雇ってね。」と伝える手段が、ポートフォリオや実績ということなのね。
なかなか採用につながらない人は、作品に問題がある可能性が高い。
採用は作品のクオリティが9割の世界だから、時間とお金をかけてでも高品質な作品を作ろう!
Step3 : スキルとポートフォリオを携えて、就活する
スキル・ポートフォリオを手に入れたら、初めて転職活動を始めます。
やり方は一般的な転職活動と変わりません。
求人票をみたり、転職エージェントに紹介してもらったりして、応募→面接という流れですね。
面接の内容に特別なことは特にありませんが、作品・実績の質の方が評価の比重が重くなるので、面接の練習よりも「作品・実績作り」に力を注いだ方が採用の可能性は高まるでしょう。
また、企業から「課題(バナー作成など)」が出されることもあります。
このことからも、とにかくスキルを証明することが、転職の鍵となっているのがわかりますよね。
ちなみに、WEBデザイン業界では「作品・実績」が9割なので、未経験の方は書類選考で何度も落とされると思います。
10社以上落とされることはザラですね。
しかし未経験ならそんなことは当然なので、めげずに応募し続けることがWEBデザイナーになる秘訣と言えます。
正直、WEBデザイナーの面接はあまり重要じゃない。
高品質な作品を提出すれば、条件が合わなかったり、態度が悪すぎない限り落とされないからね。
【WEBデザイナーになるまでの3ステップ】
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いきなり応募してもダメなんだね。
WEBデザイナーになるには、上記3ステップが必須で王道だよ。
この3ステップを辿れば絶対にWEBデザイナーになれると断言するぜ。
これだけでOK!WEBデザイナーになるために必要な3つの準備
WEBデザイナーになるためには、準備しなければならないものが3つあります。
【WEBデザイナーになるために準備すべき3つのもの】
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この3つを準備すれば、WEBデザイナーになる準備が整います。
なぜかというと、この3つがあればWEBサイトを作れるから。
どんなものを選べば良いのか、1つずつ具体的に説明していきますね!
まずはパソコンを用意しよう!必要なスペックも解説!
当然ですが、WEBサイトを作るにはパソコンが必要です。
よくあるのが「どんなスペックが必要なの?」という疑問。
結論は、以下の表をチェックしてください!
OS | 64ビットであること |
CPU | Core i5より良いもの |
メモリ | 8GB以上(16GBだとなお良い) |
できればつけておきたいもの | SSDやグラフィックボードを付ければ、読み込み速度が早くなります! |
基本的には、OS、CPU、メモリの3つだけ気にしておけばOKです!
OSは32ビットか64ビットがあり、これからの主流は64ビットのため64ビットを選びましょう(32ビットしか対応していないと、新しいアプリが使えません)。
CPUは人間でいう「脳」のことで、Core i5以上がおすすめです。
メモリとは「処理能力」のことで、デザインソフトやブラウザ(Google chromeやsafari など)、エディタなどの複数のソフトやアプリを同時に使った時でも、パソコンが快適に動くかどうかを表します。
特にデザインソフトのPhotoShopなどは重いので、メモリは16GB以上あると快適に作業ができるでしょう(8GBでも良いかも)。
「ちょっと何言ってるかわからない…」というサンドウィッチマン状態の人はどうすればいい?
そういう人も問題ないぜ!
上記をメモして家電量販店で伝えれば用意してくれるはず。
正直、ゲーミングPCのように高機能で高価なパソコンは必要ないから安心してくれ。
WEB制作をする上で最低限必要な表のようなスペックを備えていれば、全く問題ないぜ♪
ちなみにWindowsとMacはどっちを選べばいいの?
これもよくある質問なんだけど、WEB制作で作れるものに違いはないからどっちでも問題ないぜ!
操作感に少し違いはあるから、使いやすい方を選んでくれよな!
ちなみに僕はWindows派だ♪
画面は大きい方が作業がはかどるけど、デスクトップ・ノートPCどちらでもOKだよ!
テキストエディタを無料ダウンロードしておこう!
テキストエディタとは、作ったデザインをコーディングするためのツールです。
HTML、CSSなどのコードを書く際に使うので、必ずダウンロードしておきましょう。
エディタは無料のものを使えばOKです。
どれを使っても良いのですが、おすすめはMicrosoftが提供している「Visual Studio Code(ヴィジュアルスタジオコード)」。
日本語対応しているだけでなく、かなり高機能で使いやすいです♪
他にも、ATOM(アトム)やSublime Text(サブライムテキスト)なども人気があります。
【とりあえずテキストエディタをダウンロードする】
⇒VScodeのダウンロードはコチラ
⇒ATOMのダウンロードはコチラ
⇒Sublime Textのダウンロードはコチラ
VScodeは世界中で使われているから安心して使ってくれよな!
現役WEBデザイナーやエンジニアにも愛用されてるぜ。
正直、エディタはどれを使っても作れるWEBサイトは変わらない。
自分が使いやすいものを選べばOKってことだ。
グラフィックソフトはデザイン制作に欠かせないツール
WEBデザインはグラフィックソフトを使って作成していきます。
グラフィックソフトとは、Photoshop(フォトショップ)、Illustrator(イラストレーター)、Adobe XD(アドビエックスディー)などのことですね!
グラフィックソフトが使えなければWEBデザイナーにはなれないので、必ず用意しましょう。
そして未経験の方がまず用意すべきグラフィックソフトは、ズバリPhotoshopのみ。
なぜかというと、WEBデザインの現場では今のところPhotoshopが一番使われているからです。
もちろん全て用意できるのが1番ですが、お金もかかるのでとりあえずPhotoshopをマスターするのが無難と言えます。
最近は月額課金制となっているので、Photoshop単体なら1,078円/月で利用できますよ。
全てをいきなり身につけるのは難しいので、イラレやXD、Figma(フィグマ)などは後回しでも問題ありません(余裕がある人は用意しましょう)。
⇒フォトショップの公式サイト
1年分を購入するなら、ヒューマンアカデミー(たのまな)で購入した方が安くなります。
こちらのサイトで買うと、割安でAdobe Creative Cloudを購入でき、さらに通信講座を1ヶ月受けられます。
【WEBデザイナーになるのに必要な3つの準備まとめ】
- パソコンを用意する(OS:64ビット、CPU:Core i5、メモリ:16GB以上)
- テキストエディタを用意する(VScodeがおすすめ)
- Photoshopを用意する
WEBデザイナーになるには、何をどう勉強すればいいの?スクールに通う必要は?
ここからはWEBデザイナーになるための勉強について解説していきます。
勉強すべき項目やポイント、勉強方法などを紹介しているので、参考にしてくださいね♪
WEBデザイナーに必要なスキルはこれだけ!
まずWEBデザイナーになるには「どんなスキルが必要なの?」というゴールを知っておく必要があります。
答えは簡単。
「下手でもいいから一通りWEBサイトを作れるスキル」です。
最近のWEBデザイナーはデザインだけでなくコーディングまで担当するため、デザインだけ勉強するのは不十分。
「デザインをして、それをコーディングで形にできる」ここまでできるスキルが必要なのです。
「めちゃくちゃオシャレなデザインができるようになるぞ!」とデザインばかり勉強する人もいますが、これはWEBデザイナーになるには遠回りです。
なぜかというと、未経験者に高度なものは求められないし、採用側からすると最低限WEBサイトを形にできることの方がよっぽど大切だから。
では、「WEBサイトを形にするためのスキル」とは具体的にどのようなものでしょうか?
【未経験からWEBデザイナーへ転職するために必須の5つのスキル】
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WEBデザイナーになるには、最低限この5つを習得してしまえばOKです。
というのも、この5スキルがあれば企業の収益につながるから。
実際、採用される人はほとんどが5つのスキルを身につけています。
もしこの5つだけだと不安だったり、時間に余裕がある人、就職したい会社で必要な場合はWordpress(世界中で使われているCMS)も勉強するのがおすすめです。
たった5つでいいの!?
断言するけど、5つでOKだ!
一人前になるにはもっと勉強すべきことはあるけど、あとは入社してから覚えれば大丈夫だぜ。
WEBデザインはスクールに通った方がいいの?独学でも大丈夫?
スクールで勉強しても、独学で勉強しても、WEBデザイナーにはなれます。
学ぶべき内容は、スクールでも参考書でも大体同じことを学べるからですね。
なので、スクールと独学のメリット・デメリット、適性等を確認して、あなたに合った勉強法を選択すると良いでしょう。
難易度は少し高いですが、実際に独学だけでWEBデザイナーになる方も少なくないですよ。
スクールは「プロから学べる」「教材等が用意されている」などメリットが多いので、受講費用を無理なく捻出できる場合は、スクールを利用するのがおすすめです。
一点、注意して欲しいのが「作った作品は必ずプロに添削してもらうべき」という点です。
独学でも必要な知識・スキルは学べますが、作品が実務レベルになっているかは別の話なので。
採用面接では作品の質が合否を大きく左右するので、必ず作った作品はプロに添削してもらい、ブラッシュアップしましょう。
独学の場合は、クラウドソーシングサイトや、添削してもらえるサービスを利用すれば OKですね。
また、スクールを利用する方も、オリジナル作品の作成や、厳しく添削してもらえるところを選ぶと失敗しにくいでしょう。
結局プロによる添削は必要だから、初めからスクールを利用するのが効率的だと思うよ!
未経験者は、3ヶ月~1年間はかかると考えるべし
「どのくらいでWEBデザイナーになれるの?」という点は気になるポイントかと思います。
確保できる学習時間や元の知識・スキルには個人差があるので絶対ではありませんが、未経験の方の場合は3ヶ月から1年程度は必要と考えてもらった方が良いでしょう。
というのも、WEBデザインスキルは誰でも身につけられるとはいえ、1ヶ月やそこらで身につくほど単純ではないからです。
当スクールの肌感覚では、480時間程度の学習時間は必要だと感じています。
1日2時間、週5日の勉強だと、およそ1年で480時間を達成可能です。
学習時間を増やすことで、期間を半年に早めることもできるので、まずはあなたのライフスタイルから確保できる学習時間を見定め、期間を逆算するのがおすすめでございます。
「睡眠を削って仕事後に5時間勉強する!」このように無理をすると挫折しやすいですし、作品作りも並行しておこなう必要があるため、ある程度長く見積もっておくと良いでしょう。
実際当スクールでも、早い人は3ヶ月程度で転職を決める人がいますが、平均は6ヶ月~1年程度かかる人が多いですね。
「1ヶ月でフリーランスになれます!」って広告もあるけど。
あれはほぼ再現不可能だから、絶対に騙されないでね。
WEBデザインは誰でもスキルを身につけられるけど、そんな簡単な仕事ではないから。
資格・検定試験は受けなくてOKです。
WEBデザイナー関連の資格・検定試験はいくつかありますが、WEBデザイナーになるために資格や検定試験を受ける必要は全くありません。
なぜなら、WEBデザイン業界は制作物が全てだからです。
全く無駄とは言いませんが、未経験からの就活で有利になるようなことはないので注意してください。
資格や検定の勉強する時間があれば、WEBサイトを作った方が効率的でしょう。
ただ、資格・検定の勉強は、体型的に学びやすいというメリットもあるため、「どう勉強すればいいか分からない」という人には適していると言えます。
【スキルと勉強方法についてまとめ】
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こんな作品・実務経験を作れれば採用確率はグッと高まります。
スキルを証明するために、高品質な作品を作る必要があるとお伝えしました。
では、どんな作品を作れるようになれば良いのでしょうか?
オリジナル作品であれば架空サイトでもOK。クライアントの課題解決を意識しよう!
採用されるにはポートフォリオが必須ですが、「何を作ればいいの?」とイメージが湧かないかと思います。
結論を言うと、オリジナルの作品であれば、架空のサイトでも、知人に作らせてもらったサイトでもOKです。
ただ、なんとなくで作ってしまうと、クオリティが低いと判断されてしまいます。
重要なのは、「クライアントとユーザーのことを考えた」愛ある作品を作ること。
具体的には、以下のポイントは押さえておきたいですね。
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WEBデザインはクライアントの課題解決をするためにあるので、上記3点は意識して作るべきと覚えておきましょう。
そして、上記3点はセンスではなく、勉強すれば身につけられます。
逆に、自分のおしゃれセンスばかりをアピールしようとすると、落とされる可能性は高いですね。
あとは作った作品3つくらいを、ポートフォリオにまとめればOKです。
相応の努力は必要だけど、未経験からでも必ず作れるから安心してね!
実際、僕のスクールの生徒さんも、未経験から高品質なポートフォリオを作って、採用を勝ち取る方が増えているよ。
未経験者が実務経験を積む方法
WEBデザイナーは実力があれば採用してもらえますが、採用条件で「実務経験3年以上」としている求人は多いです。
求人が少ない時期だと、どこも実務経験が必須となっていることもあり、「未経験者はどこにも応募できないじゃん!」と焦るかもしれませんね。
では、未経験から実績をつけるにはどうすれば良いか?
結論を言うと、アルバイトやインターンで経験を積む必要があります。
アルバイトやインターンも実務経験とカウントできますし、未経験からでも採用されやすいです。
WEBデザイナーの就活事情を徹底解説!
ここからは、未経験からWEBデザイナーになるための就活事情について解説します。
具体的には、「未経験OKのWEBデザイナー求人の真実」「就職先選びのポイント」「就活で有利になる方法」です。
「未経験OK!」のWEBデザイナー求人の真実
WEBデザイナーの「未経験OK!」という求人は多いですが、実は簡単に採用されるわけではありません。
なぜかというと、「経験者が応募すればそちらを優先する」、「未経験でもいいが、ある程度会社の要望を満たせるレベルでなければ利益にならないから採用しない」という理由があるからです。
WEBデザイナーになるために必要な武器がないからとも言えますね。
実際、未経験からWEBデザイナーを目指す人のほとんどが書類選考、面接で落ちた経験があります。
そのためいくら「未経験OK!」と書いてあっても、WEBデザイナーになるのはそう簡単ではないのです。
「求人サイト見てみたけど、未経験OKが結構あるから楽勝そうじゃん♪」と思った方は要注意!
新卒の人や天才肌だと1発で採用を勝ち取る猛者もいますが、多くの人は努力が絶対的に必要と言えます。
ただ、未経験からWEBデザイナーになった人はたくさんいるので、あなたが本気なら問題ありません。
え…なんかめちゃくちゃ厳しい感じじゃない?
残念ながらこれは事実だぜ。
「未経験OK!」の求人はよくあるけど、当然経験者がくればそっちを優先するからね。
もしかして…茨の道?
未経験からの挑戦だから、ある程度は大変だよ。WEBデザイナーだけじゃないよね。
けど、実際に新卒以外で未経験から採用されたWEBデザイナーはたくさんいる。
20代だけじゃなく、30代、40代でもね!
厳しいことは知っておいて欲しいけど、頑張れば絶対にWEBデザイナーになることはできるぜ!
今から宇宙飛行士を目指したり、実績なしで大手企業に転職するより遥かに現実的だ。
甘いことばかり言ってもしょうがないから、ちょっと現実的なことも言わせてもらったぜ!
なんだ…ビックリした。
そっか、このサイトは「WEB人間の役に立つこと」がポリシーだったね!
みんな、めげずに頑張ろう!!
WEBデザイナーは努力すれば絶対なれる職業でもあるからね。
あと、未経験枠に応募する経験者というのは、実は大したことない人も多い。
なんでかって言うと、経験者枠で合格できないから、未経験者枠に応募してるんだよね。
だから癖のある人が多かったりもするんだ。
だから、面接は何度か落ちるだろうけど、あんまり悲観的になる必要はないぜ!
何度でも応募する根性があれば大丈夫さ!
WEBデザイナー求人の傾向
WEBデザイナー正社員募集の場合、やはり2年程度の実務経験を必要とされる場合が多いでしょう。
そのため、未経験からいきなり正社員を狙うのは現実的ではありません。
なぜ2年程度かというと、新人のうちは「バナー作成」を半年くらい行い、そこから1年くらいしないとWEBサイトのトップページを作らせてもらえないからです。
つまり2年くらい経験をしないと、WEBデザイナーとして一人前ではないと判断される傾向にあります。
未経験者OKの正社員求人もありますが、新卒限定だったりすることが多いですね。
また未経験者向けのWEBデザイナー求人の業務形態は、インターンやアルバイト、派遣社員が多いです。
時給800~1,500円くらいが多く、仕事内容は比較的簡単なコーディングとバナー作成が中心となることが多いと言えます。
そのため、全くの未経験の方はまずはアルバイトや派遣求人を中心に応募するのがおすすめと言えるでしょう。
アシスタントなどで2年くらい実績を積み、理想の求人に応募するのがセオリーです。
やっぱりいきなり正社員は難しい?
まぁ確かに難しいけど、絶対無理ってことはないね。
小さなWEB制作会社だったらいきなり正社員採用ってこともあるぜ。
ただやっぱり、大きなWEB制作会社はきついかな… 。
挑戦するのはアリだけど、セオリー通りに就活するのがおすすめだ。
【未経験WEBデザイナー求人を見つけたい人はコチラ】
⇒未経験Webデザイナーが見ておきたい求人サイト27選
WEBデザイナーの働く場所はどこ?
WEBデザイナーの職場には、大きく分けて3種類あります。
それが、「制作会社」「インハウス」「在宅勤務・フリーランス」です。
制作会社
制作会社は、クライアント(お客様)から依頼された商品やサービスのWEBデザインを手掛けるのが主な仕事となります。
特徴としては、いろいろな業界のクライアントがいるため幅広いWEBデザインを手掛けることができるという点です。
例えば、ECサイトの売り上げアップを依頼されたり、LP(ランディングページ)作成でCV(コンバージョン)を増やしたり、ポータルサイトのリニューアルで会社のイメージアップに貢献するなど、いろいろあります。
また、医療や不動産、飲食、農業からアダルト業界など、様々な業界のWEBデザインを手掛けることも。
やってみるとわかるのですが、実は業界ごとに求められるデザインには違いがあります。
不動産のサイトは建物の画像を中心に作成しますし、飲食業界では商品をいかに食べたい・飲みたいと思わせるかが大切だったり、実物のないサービスならいかにわかりやすく説明するか、いかに使った後の感情・体験をイメージさせるかが重要だったりするのです。
これほど様々な経験ができるのは、制作会社の強みと言えますね。
つまり、WEBデザイナーとして最も成長できる可能性を秘めた環境と言えるでしょう。
クライアントワークのため納期が厳しかったり、スケジュールをクライアント都合で変更になるなど、大変な面ももちろんありますが、未経験から成長するならここを目指すのがおすすめです。
インハウス
インハウスのWEBデザイナーとは、WEB制作を主目的としない企業に務める社内WEBデザイナーを指し、その会社の商品やサービスのWEBデザインをすることが主な役割となります。
1つの会社の商品を扱うためジャンルが偏ってしまう傾向があります。
つまり、WEBデザイナーとして成長するには少し物足りないと言えるかもしれません。
一方で、自社商品のWEBデザインを担当するという点から納期が緩かったり、遅れても大きな問題とはなりにくいため、プライベートとの両立はしやすい環境と言えます。
また、必ずと言っていいほどアクセス解析に携わる機会があるので、「売り上げアップを1から10までやりたい」という人には向いているでしょう。
在宅勤務・フリーランス
フリーランスのWEBデザイナーという選択肢もあります。
企業に勤めるよりも安定性に欠けますが、一緒に働く人、案件、時間、場所を自分で選べる最も自由度が高い働き方ができるという魅力があります。
ただし、未経験からいきなりフリーランスになるのはお勧めできません。
というのも、実績がない人に仕事を任せるのはクライアント側からすると不安なため、仕事を取るのが難しいから。
また、経験不足からわからないことへの対応ができなかった場合、クライアントの信頼を一気に失うので危険です。
ある程度経験を積んでからフリーランスを目指すというのがセオリーと言えます。
なるほど。WEBデザイナーといっても働く場所によって経験できる内容とかが違うのね。
未経験の人が目指すべきは「制作会社」だね。
たくさん経験することで自分のスキルが上がるし、自分のスキルが上がればインハウスでもフリーランスにもなれるから。
スクールでよく「即フリーランスを目指せる!」なんて言ってるところもあるけど、当然そんなに甘くはないぜ。
⇒プログラミングスクール卒業後、すぐフリーランスになるのをおすすめしない3つの理由(プログラミングの話ですが、WEBデザインでも同じことが言えるので参考になると思います。)
⇒未経験から即フリーランスWEBデザイナーになるには?現役WEBデザイナー社長が伝授!
【WEBデザイナーの働く場所まとめ】
- 制作会社 ※未経験者はここがおすすめ!
- インハウス
- フリーランス
現役WEBデザイナーが提言!未経験WEBデザイナーの就職先選びのポイント
未経験の方が最初の就職先を選ぶとき、あるポイントを意識することをおすすめします。
それが「まずは実績を作れる企業への就職を目指すこと」です。
というのも、上でもお話ししましたが即戦力が求められる業界のため、未経験からだと希望の会社に入るのは難しいから。
そのためまずは給料が安くても、アルバイトでも、実績を作ることを優先した方が結局近道になると言えます。
WEBデザイナーを目指すなら「急がば回れ」という選択肢も頭に入れておくと良いでしょう。
業態にあまりこだわりすぎず、アルバイトでもなんでもとにかく実績をつけることを目指してみてください。
実績さえあればその後のキャリアで、好きな会社に入ることも、フリーで働くことも難しくありません。
WEBデザイン業界はそういう世界なのです。
例えば、いきなりガンガントップページのデザインをやらせてくれる会社の方が、自分の成長は早まるよね?
実績もできるし。
多くの会社がそうなんだけど、初めの半年はバナー作成が中心になる。
バナーばかり半年も作らされ続けるのと、いきなりトップページを作って先輩に直してもらいながら成長するのだったら、どっちが成長が早いかは一目瞭然だ。
確かに。スキル・実績を高める方が優先なんだね。
でもさ、そういう会社はどうやって見つければいいの?
絶対ってわけじゃないんだけど、「小さな会社・若い会社を狙う」って方法がおすすめだね。
小さな会社だと従業員が少ないから、いろんな仕事が経験しやすいから。
努力してれば目にも止まりやすいし、そうすれば高速で仕事を回してもらえるはずだぜ!
未経験者が就活で有利になる方法
未経験からWEBデザイナーになるときに、就活で有利になる方法が2つあります。
【就活で有利になる方法は結局この2つ】
- ポートフォリオをちゃんと作る
- 実績を作る(実際に公開されたサイトを作る)
このページで何度もお伝えしていますが、WEBデザインは実績が評価される業界のため、ポートフォリオ作成や、知り合いにWEBサイトを作らせてもらうなどの実績を作っておくことがとても重要です。
特殊な方法でなくて申し訳ないのですが、結局大切なのはしっかりとアピールする材料を持つこと。
要は近道はないということですね。
面接でどれだけ礼儀正しくても、コミュニケーションが上手でも、実績がなければ「未経験」という壁を超えることはできないのです。
また、スクールなどの就活サポートに頼りすぎるのも注意しましょう。
やっていることは大したことないですし、厳しい言い方ですが調べればわかることばかり。
面接の練習はありがたいかもしれないですが、それは外面をよく見せる練習で、重きを置くのはそこじゃないと言えます。
未経験からWEBデザイン業界に入るなら、とにかく自分のスキルを高めよう!
これを意識すればOKだ!
イッツ・シンポゥ!!
特に、「実際に公開されたWEBサイトをデザインした経験がある」というのはポイントが高いぜ!
知り合いにWEBサイトを作らせてくれる人がいたら、無料で作らせてもらおう!
面接で有利になる + 本番の緊張感を味わえるから、無報酬でも作らせてもらう価値は十分にあるぜ!
【WEBデザイナーの就活事情まとめ】
- 「未経験OK!」の求人は多いが、実績ゼロだと採用はほぼされない
- WEBデザイナーは努力さえすれば絶対になれる職業
- 就活で大切なのは、「何度落とされても応募しまくる根性」
- 未経験の場合、業務形態はあまりこだわらない方が良い。インターン、アルバイト、派遣から這い上がろう!
- 正社員を狙うなら、小さめ・若めの会社がおすすめ!
- 就活で有利になるには、とにかく実績作りをすること!近道はないよ。
未経験からWEBデザイナーを目指した人の事例をみて、イメージを高めよう!
ここでは、僕の知り合いの未経験からWEBデザイナーになった人の経験談を紹介するぜ!
今の君と同じ状況だよね!
「就活成功のポイント」や「どんなスキルを身に付けて就活に臨んだか?」「これをやっておけば良かったと思うこと」など、経験者ならではの内容だから参考にしてくれよな♪
【未経験からWEBデザイナーになった人のプロフィール】※写真はイメージです
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まず、結果から。WEBデザイナーにはなれた?
ありがたいことに、WEB制作のできる会社に入社させてもらうことができました。
創業2年目の若い会社にアルバイトとしてで、半年後には正社員にしていただきました。
ですが、この会社に拾ってもらうまでは、書類選考・面接で10社落とされています(笑)
感覚的にですが、やはり「未経験」という壁は高かったように感じます。
デザインも未経験だったので、「相手にされてないな…」と思っていました。
スキルや知識はどうやって身に付けた?スクール?独学?
僕の場合は「独学」でスキルと知識を身に付けました。
しかし、初めから独学を選択したわけではありません。
「WEBデザイナーになる」と決めた次の日にスクール体験をしに行ったのですが、「あ、この内容なら自分でできるな…」と感じたためです。
全くの未経験だったのですが、WEBデザインの勉強には数学のような「考えを応用して答えを出す」という要素が少ないと感じたのが自信の根拠でした。
実際、独学でもWEBデザイナーになれたので良かったです。
就活前にどんなスキルを身に付けていた?
色々調べた結果、「下手でもいいからWEBサイトを一通り作れるスキル」があればWEBデザイナーになれると知ったので、HTML/CSS、フォトショの操作、デザインの基礎知識だけ勉強しました。
コーディングについて
HTML/CSSについては、簡単なWEBサイトならスマホサイズのデザイン(レスポンシブデザイン)まで表現できるくらいのレベルでしたね。
今コードを見返すと、かなり酷い出来でしたが(笑)
動くWEBサイトはよく見かけたので、jQueryのスライドショーくらいは勉強しました。
フォトショップについて
フォトショは基本的な操作感と、よく使うツールの使い方、色々な形の作り方を中心に勉強しました。
フォトショは写真加工ツールなので、WEBデザインに必要ない操作は全く勉強していません。
デザインの基礎知識について
デザインの基礎知識は参考書から学んだり、プロが作ったサイトから良い部分を盗むということをしていました。
具体的には、デザインの基礎中の基礎、デザインの考え方、ユーザーインターフェイス(UI)に分け、それぞれ1~3冊くらいの参考書を読んだと思います。
WEBサイトはどのくらい作った?
写経(実際にあるWEBサイトのデザインをコーディングすること)を3つくらい、オリジナルデザインを5つ(デザインのみ)、デザインからコーディングまでを3つくらい作りましたね。
「とりあえずはWEBサイトを一人で作れるようになったかな」と思えるレベルになったら勉強はいったんやめて、就活をはじめました。
就活成功のポイントは?
僕は4つのポイントがあったと思っています。
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アルバイトで最低限の生活費を稼げるところから探していた
僕が求めていた条件は、「未経験OK」「月収12~15万円稼げる」「業態にこだわらない」「通勤は片道2時間までならどこでも」という結構緩いものでした。
そのため選択肢が広がり、拾っていただける会社を見つけられた気がします。
未経験だと割り切ることは超重要
自分は未経験なので、「採用されるのは難しいだろうな…」と感じていました。
なので、「受かるまで応募する」と決めて就活をしていました。
僕は才能があるわけでも、立派な学歴があるわけでもなかったので、泥臭くやったのが良かったと思います。
目標は「WEBデザイナーになること」だったので、過程はどうでも良かったです。
今持っているスキルを生かした
僕はアフィリエイトをやっていたので、WEBライティングができました。
何社もWEB制作会社の面接を落ちた結果「もうちょっと選択肢広げたいな…」と感じたため、「WEBライティング」で就職先を探したりもしたんです。
その結果、たまたま「WEBライティングができる人募集。やりたい人はWEBデザインの仕事もできます!」という求人が見つかりました。
この例は少し特殊かもしれませんが、もし就活がなかなかうまくいかない場合、自分が持っているスキルを生かして、そのついでにWEBデザインができる会社を探すのもアリだと思います。
正直、僕が受かったのは「WEBライティングのスキル」が評価されたからだと思っています笑
良いと思ったことは全てやった
「未経験」という壁を感じたため、良いと思ったことは全てやったと思います。
コミュ力をアピールするために、面接後に面接官に話しかけて少し雑談したり(良いことかはわかりません笑)、ポートフォリオを求められてないのに提出するなど、受かる確率が上がるであろうことは恥ずかしがらずにやってみました。
やっておけば良かったと後悔していることは?
やはり、自分の作品をプロに添削してもらっておけば良かったですね。
なぜかというと、僕のポートフォリオは「文章と画像を並べただけだったよね(笑)」と入社後に面接官だった上司に言われたからです。
独学感が溢れ出てしまい、素人デザインになっていたようです。
その後、上司に教わった時に明らかに上達したことを実感したので、プロの添削は超重要だと思います。
どうだったかな?
これは僕の会社に入社した人の事例で、もちろんこれが正解ということではないんだけど、経験者のリアルな話は参考になるよね!
就活中はどんなことを感じるのか?とかを事前に知っておくことで、君がWEBデザイナーになるまでの道のりが少しでも楽になると嬉しいぜ♪
めげずに頑張れば、彼のように未経験からWEBデザイナーになることは可能だ。
不安もあるかもしれないけど、まずは一歩を踏み出してくれよな♪
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