WEBデザイナーが稼げない3つの原因とは?稼ぎの良いデザイナーに転身する方法も解説
WEBデザイナーって、好きなもの買ったり、旅行したり、人生楽しめるくらいは稼げるの?
将来的に稼ぎ続けられるかが心配で、WEBデザイナーにキャリアチェンジすべきか、もしくはWEBデザイナーを続けるか悩んでいませんか?
WEBデザイナーの仕事は、時間や場所を選ばない自由さが魅力の一方、生活に困ってしまうのではないかと不安ですよね。
この記事では、WEBデザイナーのキャリアを目指す/続けるか悩んでいる方に、WEBデザイナーの稼ぎ(お金事情)についてご紹介します。
結論を先に言うと、工夫しないと稼げませんが、考えて行動すればWEBデザイナーはちゃんと稼げます。
やぁみんな!僕がWEBデザインスクール校長のさかしだ!(プロフィールの詳細はこちら)
稼げるWEBデザイナーと稼げないWEBデザイナーの違いとかも紹介するから、じっくり読んでキャリアの参考にしてね。
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WEBデザイナーの年収は363万円です。
WEBデザイナーの平均年収は356万円です。(出典:DODA2021年12月時点)
月収にすると30万円くらいが見込めそうで、リッチな生活は難しいですが、普通に生活する分には問題ないでしょう。
自由度が高いという魅力を考慮すると、総合的に価値のある仕事だと思います。
ただ、この年収は全てのWEBデザイナーに当てはまるわけではないありません。
稼げるWEBデザイナーは年収500万円以上を稼いでいたり、逆は200万円程度の場合もあります。
この違いは、実は入社したばかりで経験が浅いからという理由だけではないでしょう。
実は、稼げる人・稼げない人には3つの違いがあるのです。
稼げないWEBデザイナーの特徴を知れば、稼げるWEBデザイナーに転身できるから安心してね◎
稼げないWEBデザイナー3つの原因
WEBデザイナーが稼げない原因は、下記の3つのことが多いです。
- 希望の給料に値するスキルを有していない
- 勤務する企業に問題がある
- 正社員の給料しか収入の柱がない
上記3つにより、Webデザイナーの収入は上下される可能性が高いです。
1つずつ解説しますね!
希望の給料に値するスキルを有していない
当然ですが、お給料に値するスキルがないと稼げません。
デザインを1日で作れる人と3日かかる人では、単純計算で会社の利益が3倍変わるので当然ですよね。
とはいえ、スピード感は経験を積むごとに差がなくなります。
一番の問題は、「イメージ通りにデザインして終わり」というWEBデザイナーは稼げなくなっています。
なぜかというと、WEBデザイナーが増えたことや、WixやSTUDIOなどの簡単にデザインできるツールの発達や、フリーランスWEBデザイナーの増加に伴い、価格競争が起きているから。
つまり、「イメージ通りのデザインを作れる」というスキルの価値が下がり、単価が低くなっているのです。
実際、昔はデザインとコーディングするだけで百万円で受注できたものが、今は個人だと数万円、企業でも数万円~十数万円くらいでしか受注できません。
受注単価が低いので、「ただイメージ通りにデザインできるだけ」のWEBデザイナーは稼げないのです。
「なんだ、やっぱり稼げないんじゃん」と感じたかもしれませんが、実はそうではありません。
「クライアントが求める価値を提供できるWEBデザイナー」はまだ全然稼げます。
では、「クライアントが求める価値」とはなんでしょうか?
それは「売上アップ」です。
つまり、稼げるWEBデザイナーになるには、デザインでクライアントの売上アップに貢献できる必要があります。
例えば、ECサイトの商品の見せ方や、LPでのお申し込みまでの導線を整えられるスキル、もしくはWEBデザイン + プログラミングなど一人で一気通貫でこなせるスキルなどですね。
ECサイトの商品を大きく表示するとか?
そんなんで給料上がるん?
売上アップに貢献できるWEBデザイナーはまだまだ少ないからね。
責任は大きくなるけど、自由+高収入も目指せるよ!
おぉ…WEBデザイナーやっぱ最高じゃん!
売上アップに貢献するWEBデザイナーになるには、どんなスキルを身につければいいの?
稼げるWEBデザイナーになるために相性が良いスキル
WEBデザイナーが稼ぐために身につけた方が良いスキルをいくつかご紹介します。
フリーランスの方はもちろんですが、会社員の方も身につけておくと、社内で一目置かれる存在になり、昇進間違いなしでしょう。
マーケティング
WEBデザイナーも、マーケティングを学ぶことで大きく稼ぐことができます。
マーケティングの定義は幅広く様々ですが、日本最強のマーケターと言われる森岡毅さんは「商品が売れる仕組みを作ること」と言っています。
つまりWEBデザイナーもマーケティングを学ぶことで、商品が売れるWEBサイトを作り、デザインを通じて売上アップに貢献できるのです。
例えば、バナー制作(改善)のヒアリングの際、以下のどちらの質問がクライアントに喜ばれると思いますか?
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答えは②です。
というのも、②の質問は、クライアントが求める価値(売上アップ)に貢献するための質問だからです。
クライアントがデザインを依頼するのは、売上アップのためですよね?
①のように希望のイメージを聞くのももちろん大切ですが、それ以上に売上という数字を上げるためにデザインすることの方が、WEBデザイナーとしての価値は高まっています。
そして、売上という数字を目標値に近づけるために必要なのが、マーケティングの知識。
ただデザインを作るのではなく、売上アップにコミットするWEBデザイナーを目指せば、あなたの収入は自然と増えるでしょう。
マーケティングってなんか難しそうって思ってたけど、意外とシンプルなんだね。
僕もマーケティングを学んでから爆発的に収入が増えたよ◎
あと、マーケティングがわかってると良い提案をしやすいから、案件獲得も楽になるぜ!
マーケティングができるWEBデザイナーとしてフリーランスになったら、収入は青天井になれそうだね!
UIデザイン
UI(ユーザーインターフェイス)とは、WEBサイトやアプリを利用するユーザーに気持ちよく使ってもらえるよう、見た目や使いやすさをデザインするスキルです。
例えば、50代向け商品サイトのデザイン時に、老眼でも見やすいよう普段よりフォントを大きくデザインする、といった感じですね。
他にも、商品画像にカーソルを乗せたら、画像がポップアップで大きく表示されることで、商品のことをより理解しやすいようデザインするイメージです。
あなたも、Amazonで商品画像にカーソルを載せたことありませんか?
最近のWEBサイトは、見た目が良いというのは当たり前で、今はユーザーへの配慮を特に重視しています。
そして、このユーザーへの配慮(UI)はECサイトの購入率や、LPでのコンバージョンを大きく上げることがわかっているのです。
つまり、UIスキルを身につけるだけで、商品の印象を良くして売上アップに貢献でき、WEBデザイナーの給料に反映されます。
まだまだUIスキルのあるWEBデザイナーは少ないから、希少価値のあるスキルだよ!
フルスタックスキル
デザインだけでなく、WEBディレクションやプログラミング、CMS(WordPress)の実装など、WEB制作の作業をほとんど一人でできると、収入は高まります。
言うまでもありませんが、人件費が抑えられたり、やり取りが減って時間が増えたり、信頼できる人だけに任せられると言うメリットがあるからですね。
比較的身につけやすいのはCMS(WordPress)かと思います。
ディレクションは経験が必要なので、経験の浅い人はまずCMSのスキル習得を目指すのがおすすめです。
クライアントが仕事を依頼するとき、やりとりはできるだけ少ない方が良いと思っているんだ。
だから、プログラミングも対応してあげるみたいに、一気通貫で仕事を受けてくれるWEBデザイナーは重宝されるよ!
さかしもデザインからプログラミング、マーケティングまで受けてるもんね!
スキルを組み合わせれば、WEBデザイナーも余裕で稼げるから安心してね。
特にフリーランスを目指す人にはおすすめだ!
勤務する会社に問題がある
企業の基礎体力がない中小企業に勤務する場合、稼げないことが多いです。
まだ経営が安定しきっていない会社の場合、人件費をなるべく抑えて内部留保に回したいと考えるため、社員に還元されにくくなります。
条件の悪すぎる会社には要注意です。
未経験者の場合は、中小企業で経験を積む必要があるケースが多いよ。
最初から全てを求めるのは危険ってことは忘れないでね。
大手企業なら年収500万円以上を稼げる
一方、広告代理店や大手企業のインハウスデザイナーに就職できれば、年収500~800万円を稼ぐことも可能です。
比較的大きい会社の場合、役職がついて給料アップすることも。
WEBデザイナーは正社員でもちゃんと稼げる職業ですので、悲観的になりすぎる必要はないでしょう。
とはいえ、大手企業のWEBデザイナー求人は少なめで、即戦力の経験者が優先的に採用されるケースが多いです。
まずは大手に採用されるためのスキルと経験、実績を積むことにフォーカスすることをおすすめします。
収入の柱が会社からのお給料しかない
会社からの給料だけなど、収入の柱が1本のWEBデザイナーも稼ぐのは難しいです。
前述の通り、企業によっては社員に利益が還元されないため、収入を1本化してしまうと苦しい生活になりやすいでしょう。
そのため、今より収入を増やしたい場合は最低でも副業することが必要です。
幸い、WEBデザイナーのスキルがあれば、クラウドソーシングなどで比較的簡単に案件を獲得できます。
企業からの収入に頼るのではなく、自分の力で稼げるようになることをおすすめいたします。
また、WEBデザイナーはフリーランスになればかなり稼げます。
というのも、企業にとってWEBデザインは人を雇うよりも、単発で業務委託した方がリスクが低いから。
日本は海外と違って、一度雇用すると少し営業利益が下がったくらいでは、給料を大きく下げたり、解雇するのが難しいです。
そのため、デザインを何度も必要とする企業でない限り、単発でデザインを依頼した方が安く済むのです。
結果、フリーランスは月50万円以上稼げたりします。
今、WEBデザイナー経験を数年積んでスキルが身についた方は、フリーランスになることを考えた方が、大きく稼げると思います。
安定は正社員時代より少なくなりますが、会社に給料アップを求めるより、確実かつ大幅な給料アップを望めるでしょう。(失敗してもスキルさえあればなんとかなります)
一方、未経験からいきなりフリーランスを目指すのは現実的ではありません。
フリーランスは案件獲得から制作、エラー対応、契約書・請求書作成など、全て一人でやる必要があるため、そもそも案件を取れないか、トラブルになりやすいです。
物事には順序がありますので、キャリアは長期的に考え、まずは企業で経験を積むことを考えるのをおすすめいたします。
【稼げないWEBデザイナーの特徴】
- 希望の給料に値するスキルを有していない
- 勤務する企業に問題がある
- 正社員の給料しか収入の柱がない
上記3つを解決している人が稼げているんだね!
稼げない原因を知れば、稼げるWEBデザイナーになることは可能だよ♪
「憧れているけど稼げないかも…」という不安はすごくよくわかる。
けど、工夫次第でどうとでもなるから、憧れているなら堂々とWEBデザイナーを目指した方がいいね!
WEBデザインスキルは、プログラミングとか共通するスキルもあるし、万が一この先WEBデザインという仕事がなくなっても、柔軟に対応できそうだね。
稼げるWEBデザイナーに転身するための流れ
WEBデザイナーに無事なれたら、ここで紹介する流れでキャリアを考えてみると良いでしょう。
①WEBデザイナーとしての価値を高める(稼ぐために必要なスキル)
1番優先度が高いのは、WEBデザイナーとしての価値を高めることです。
というのも、会社員にせよ、フリーランスにせよ、会社・クライアントはあなたのスキル(価値)にお金を払っているからです。
「もっと稼ぎたいよ〜」と思っても、あなたにその価値がなければお金はもらえないという絶対的な法則があります。
なので、まずは自分のWEBデザイナーとしての価値を高めることが重要なのです。
よくある間違いが、「会社(クライアント)のお金払いが悪い」と初めから決めつけて転職することです。
もちろん、企業によって給料は違いますが、同じスキルに対して貰えるお金に大きな差はありません。
まずは自分の価値が足りていないから稼げていないんじゃないか?と考え、スキルアップを念頭に置いてみましょう!(正社員の場合は、どうすれば給料が上がるか上司に聞いてみる方が確実です)
前述したマーケティングやUI/UX、CMSなどのスキルをつけると、価値は高まりやすいですね。
WEBデザインだけに固執せず、スキルを組み合わせて価値を高めましょう!
自己投資は最強の盾となります。
まずは、給料が低い原因が自分にないか、確認しよう!
他責にしないようにね!
②給料アップを交渉 or 転職する
スキルが身についたら、給料アップの交渉をしてみましょう。
せっかく慣れた環境があるのに、闇雲に転職するのはもったいないので、まずはスキルアップの対価を交渉すべきです。
日本は給料アップの交渉を遠慮する人が多いですが、損するだけなので思い切ってやってみましょう。
仲の良い上司に伝えてみるのがリスクが低くて良いと思います。
希望の給料アップが期待できなければ、転職を視野に入れるのをおすすめします。
スキルさえあれば転職に失敗するリスクは小さいので、積極的にトライした方が良いでしょう。
在職中に転職エージェントを使えば、リスクなく転職先を見つけられます。
会社を辞めてから転職活動という流れはリスクが高いので、できるだけ避けたいところですね。
③副業をする
WEBデザイナーとして、本業以外からも収入を得れば、すぐ稼げるWEBデザイナーに仲間入りできます。
特に、今の職場が気に入っている、転職はリスクが大きい、給料アップが望めない方は副業がおすすめです。
すでにWEBデザインのスキル・経験がある方は、案外サクッと稼げるでしょう。
クラウドソーシングでバナー・デザイン案件はゴロゴロあるので、一度見ておくとイメージしやすいと思います。
月3~5万円稼ぐのは難しくないので、副業するだけで年収30~60万円アップが望めます。
また、スキルの組み合わせも大事で、WEBデザイン以外でも稼ぐことは可能です。
WEBデザインスキルに固執せず、WEBデザイナー経験から記事を書くライターに挑戦するなど、柔軟に副業に取り組むのも選択肢としてありですね。
副業をすることでスキルが増え、あなたのWEBデザイナーの価値が上がるというメリットもあります。
④フリーランスになり、個人で稼いでみる
企業は正社員としてWEBデザイナーを雇うより、フリーランスと契約して仕事を依頼する方がリスクは低いため、高単価案件がたくさんあります。
なので、正社員のお給料より稼ぎたいという方は、フリーランスになって個人で稼ぐのがおすすめです。
忙しいですが、年収1,000万円くらいまでは一人で稼げますね。
実際、さかしもフリーランスになって収入が爆増しました。
フリーランスは大きく稼げて自由だけど、当然スキルがなきゃ稼げないから、経験が浅い人は要注意ね。
逆に収入がゼロになる可能性もあるもんね。
⑤起業して人を雇ってみる
フリーランスで稼げるようになったら、起業するという方法もあります。
WEB制作会社を起業すれば、言うまでもなく収入は青天井。
年収1,000万円も可能ですので、高級車を乗り回すWEBデザイナーになれるでしょう。
僕みたいにフリーランスからWEB制作会社を立ち上げると、フリーランスの延長のような形で起業できるから、比較的安心だよ♪
WEBデザインもAIに仕事を取られる?
AIに仕事を奪われる可能性はどの職業にもあり、WEBデザイナーも例外ではありません。
ただ、現時点ではそこまで心配する必要はないと思います。
というのも、まだ技術が確立したとは言えないですし、導入するにはコストもかかります。
あと数年でWEBデザイナーが無くなる確率は限りなく低いですね。
また、人間が考えなければならない分野を狙ったり、AIの導入を検討していない人をターゲットにするなどすれば、需要はめちゃくちゃあります。
ノーコードツールやAIの導入などはランニングコストがずっとかかるため、長期のコスパが悪いために敬遠する人もいますので。
とはいえ、いつかはAIに代替されると言われているので、マーケティングやUI/UX、ディレクションなどのスキルもつけておき、リスクヘッジしておくという考えも重要です。
まとめ:WEBデザイナーは自由だし、工夫次第でまだまだ稼げます。
WEBデザイナーはまだ全然稼げるということはご理解いただけたでしょうか?
もちろん、ただのデザイナーでは稼げないという厳しい現実はありますが、努力と工夫次第では、経済的自由を教授できます。
また、時間・場所的な自由もある素敵な仕事ですので、「稼げるか不安…」と感じている方も、メリットとデメリットを天秤にかけて、メリットの方が大きそうでしたら、胸を張って目指してみてはどうでしょうか?
これからスキルを身につけようと考えている方は、以下の記事におすすめスクールを紹介していますので、参考にしてくださいね。