プログラマーに将来性ってあるの?仕事の需要やAIとの関係も説明!

作成日:2020.03.01 最終更新日:2020.04.06

プログラマーの将来性・需要は?

プログラマーという職業は人気が高まっている一方で、AIの台頭などによって仕事がなくなるとも言われています。

プログラマーになりたいんだけど、実際、将来性ってあるの?」「将来生き残るプログラマーになるにはどうしたら良いんだろう?

そういった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回はそういった人に向けて、現役のフリーランスエンジニア・プログラマーの松崎が、プログラマーの将来性について詳しく解説します。

プログラマーに将来性・需要はある?

プログラマーの未来ってどうなのよ?

あたし、プログラマーになりたいんだけど……。

おお、良いね!やってみたら良いじゃん!

でも、プログラマーって仕事無くなるって聞いたことあるし。将来性があるのかどうか不安なんだよね。

よし、わかった。現役プログラマーの松崎が、プログラマーの現状と将来性について詳しく教えよう!

プログラマーの需要は高まっている

プログラマーって、やっぱり現代では需要があるの?

そうだね。どの分野の企業もプログラマーを求めているところが多いぜ!

ふーん、本当にそうなの?

信じられないのかい?じゃあ、下のデータをみてくれ。

 

doda「IT業界の求人倍率は、8.33倍!」(2019年時点)
参考:doda
経済産業省「36.9万人のIT人材が不足!」(2020年見込み)
参考:経済産業省

そこまで言われたら、信じるしかないね。

現在、プログラマーの需要はとても高まっていて、供給が追い付いていない状況なんだ。社会はプログラマーを欲しているんだよ。

でも、今後どうなっていくのか不安だなぁ……。

じゃあ、今度は将来性の話をしていくね。

プログラマーの仕事は無くならない

今プログラマーに需要があるのは分かったけど、やっぱり将来は無くなっていくのかな?

いや、そうとは言い切れないな。少なくとも今後10年は需要が高まると考えられているよ!

10年も!?本当かなぁ……。

疑い深いなぁ。じゃあ、今度はこれを見てくれ。

 

人材不足数
2015年 17万人
2016年 19万人
2017年 21万人
2018年 24万人
2019年 26万人
2020年 29万人
2021年 32万人
2022年 34万人
2023年 37万人
2024年 40万人
2025年 42万人
2026年 46万人
2027年 49万人
2028年 52万人
2029年 55万人
2030年 59万人

参考:経済産業省

人材不足数が、年々増えてる!

そうなんだ。プログラマーは、どんどん不足していくと予測されているんだよ。

35歳以降もプログラマーを続けられる?

世の中的にプログラマーの将来性があるのは分かったけど、私の方の将来性はあるのかな?

確かに、「プログラマー35歳定年説」みたいなものはあるよね。

35歳……。もうすぐじゃん。

35歳を過ぎると、肉体的な衰えや学習能力が低下するといわれていて、だから「35歳定年説」みたいなものが生まれたんだよね。

げげっ。やっぱり、私には無理なのかも……。

いや、そんなことはないよ。35歳で学習能力が低下すると言ったけど、それは医学的な根拠のないあくまで通説に過ぎないんだ。実際、35歳を過ぎてもバリバリ現役のプログラマーはたくさんいるしね!

そうなんだ!じゃあ、私でもなれるかも!!

プログラマーの将来性がないといわれるのはなぜ?

将来性がないっていうデマが流れてるのはナゼ?

じゃあ、「プログラマーの将来性がない」っていうのは嘘なの?

うーん、一概に嘘だとはいえないな。より長期的に考えたら、確かにプログラマーの仕事は代替される可能性が高いからね。

そうなんだ。「将来性がない」っていわれる理由が気になるな。

じゃあ、「プログラマーの将来性がない」といわれている理由を説明しよう!

プログラムの自動化が進んでいる

従来は、プログラマーがコーディングをすることによって、システムが作られるのが当たり前でした。1から全てコードを書いてモノを作り上げていくということですね。

ただ、現在では「コーディングを自動化」することができるようになってきたのです。

特にWEBデザインの領域では、コーディングの自動化が顕著です。例えば、デザインを作成しボタンをクリックするだけでサイトを公開できるツールも出てきています。

現状では、まだ全ての領域でプログラマーの仕事を代替するほどではありません。ただ、この流れが進んでいくと、プログラマーの仕事は減ると考えて良いでしょう。

AIが台頭してきている

現在、世間でも「AIだ、人工知能だ」と騒がれているように、AIの台頭には目覚ましいものがあります。このAIが新化を続けると、プログラマーの仕事を全て代替することができると考えられているのです。

近い将来、AIの知能が人間の知能を超えるときが来ると言われています。研究者によれば、これが起こるのが2045年ごろだと推測されていて、この地点はシンギュラリティとも呼ばれています。

例えば、囲碁やAIがプロの棋士に勝利したというニュースもありましたよね。

ただ、今後5年、10年のスパンではAIの台頭によってプログラマーの仕事がなくなるとは考えにくいのも事実です。AIの台頭を理由にプログラマーの選択肢を無くしてしまうのは、もったいないでしょう。

オフショア開発が広がっている

オフショア開発とは、仕事を海外に外注することをいいます。なぜオフショア開発が進んでいるかというと、日本よりも海外(特にアジア圏)のプログラマーの方が人件費が安いからです。

例えば、一般的なプログラマーが担当するプログラミングやテストなどの仕事は、海外へ外注されることも多くなっています。工程さえ決まっていれば、あとはその通りに作業するだけなので、プログラミングができる人なら誰でも良いわけですね。

つまり、プログラマーの仕事がなくなるというのは、プログラマーの仕事が「日本から」なくなるということでもあります。

近い将来、単純にコードを書けるだけでは、通用しなくなる時代が来るかもしれないということですね。

将来性の高いプログラマーのキャリアとは?

将来性の高いプログラマーになりたいのだ

なるほど……。単純にコードが書けるプログラマーは、長くは続かないかもってことなんだね。

そうだね。昔に比べたらコードを書くこと自体が簡単になっているし、誰でも勉強すればコーディングはできるようになる時代なんだよね。

普通にコードが書けるプログラマーじゃだめなら、どんなキャリアに進めば良いのかな?

じゃあ、ここでは将来性の高いプログラマーのキャリアを紹介するよ!

専門性の高いプログラマー

単純にコードが書けるだけではなく、ある分野に特化した専門性の高いプログラマーに関しては今後も需要が高まると考えられます。

なぜなら、ある分野で秀でた能力のあるプログラマーは、「この分野なら、この人に任せれば大丈夫!」と思ってもらえるからです。仕事のオファーも届きやすくなりますよね。

具体的には、以下のような分野の専門性の高いエンジニアが重宝されるでしょう。

  • AI
  • loT
  • セキュリティ

これらの分野は現在需要があり、今後も需要が高まると考えられています。今から勉強を始めるという人は、これらの分野に特化したプログラマーを目指すと良いでしょう。

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアとは、システム開発の工程を全て一人で手掛けられるエンジニアのことです。フルスタックエンジニアは、別名「マルチエンジニア」とも呼ばれています。

上で説明したように、将来的にただコーディングができるだけの人材では通用しない時代がきます。また、IT人材が全体的に不足している現在においても、全ての工程を一人で行える人材は非常に貴重です。

具体的には、コーディングの他に以下のようなスキルが求められます。

  • ネットワーク
  • データベース
  • デザイン
  • サーバー

何でもできるフルスタックエンジニアは、企業から重宝される人材です。将来性を考えても、様々なスキルを身に付けておくことは重要でしょう。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーとは、プロジェクト全体を統括する責任者です。プロジェクトの統括を任される職種なので、もちろんコードを書けるだけでは務まりません。

プログラマーに求められる技術的なスキルの他に、マネジメントスキルも求められます。非常に広範なスキルが求められるため、供給が追い付いていないのが現状です。

プロジェクトマネージャーに求められるスキルは、具体的には以下のとおりです。

  • コミュニケーション能力
  • マネジメントスキル
  • リーダーシップ

プログラマーの中にはこういった文系的なスキルの習得が苦手な人も多いです。こういったスキルを磨くことができれば、ポジションを得るチャンスはたくさん転がっているでしょう。

将来性の高い生き残るプログラマーになるには?

生存競争に勝ち残るには?

一言でプログラマーっていっても、色んな選択肢があるんだね~。

そうだね。特に、これからの時代はプログラミングスキル+αが、より求められるようになるだろうね。

とすると、さっき紹介してくれた企業から重宝されるプログラマーになるには、具体的にはどうしたら良いのかな?

じゃあ、最後に将来性の高い、今後生き残るプログラマーになるにはどうしたら良いのかを説明するね!

将来性のある言語を習得する

プログラマーを目指す大前提として、将来性のある言語を習得しましょう。なぜなら、プログラミング言語の中には、既にあまり使われていないというものもあるからです。

具体的には、以下に上げるプログラミング言語を学ぶのがおすすめです。

  • Java
  • PHP
  • Ruby
  • Python

需要のあるプログラミング言語を選んで、社会から必要とされるプログラマーを目指しましょう。

専門性を高める

プログラマーとしての専門性を高めましょう。どの言語も中途半端にできるよりも、1つの言語が飛び抜けてできる方が、仕事を振られやすいです。

例えば、「あいつは、Javaなら何でもできる」「PHPを任せるなら、あいつだな」と思われるようなプログラマーを目指しましょう。

オール3の成績は要りません。1つが5で、残りは1くらいの気持ちで挑みましょう。

問題解決力を伸ばす

問題解決能力は、プログラマーの基礎的なスキルの1つです。問題解決能力のあるなしで、プログラマーとしての腕が決まるといっても過言ではありません

プログラマーをやっていると、必ずバグが発生します。そのバグをどうしたら回避できるのか、乗り越えるために必要なのが問題解決能力です。

これからの時代、答えのない問題に向かって行ける人が重宝されます。そういった観点からも、問題解決能力は、非常に重要なスキルです。

コミュニケーション能力を磨く

コミュニケーション能力を磨きましょう。上で紹介したような、各企業から引っ張りだこのプログラマー・エンジニアになるためにはコミュニケーション能力が欠かせません。

プログラマーはコードを書くのが主な仕事ではあります。ただ、システムの設計をするエンジニアやクライアントとのやり取りには、やはりコミュニケーション能力が必要です。

将来性のあるプログラマーになるためには、上流工程へキャリアを進めることも考えて、コミュニケーション能力を磨いておきましょう。

マネジメントスキルを身に付ける

上流工程の業務をこなすのに、もう1つ必要となってくるのがマネジメントスキルです。マネジメントスキルがあると、人をまとめるポジションを取ることができます。

例えば、上で紹介したプロジェクトマネージャーや、開発チームのリーダーなどです。

日本ではまだまだマネジメントスキルを持っている人材が不足しています。これから、プログラマーを目指す人にとっては、このポジションを取るチャンスでしょう。

まとめ:スキルを身に付けて将来性の高いプログラマーを目指そう!

今回は、現役のフリーランスエンジニア・プログラマーの松崎が、プログラマーの将来性・需要について詳しく解説しました。

本記事の要点は、以下のとおりです。

  • プログラマーの将来性・需要は、少なくとも向こう10年は高まり続ける
  • 長期的にはコーディングの工程は代替される可能性もある
  • 将来性の高いキャリアは「専門性の高いプログラマー」「フルスタックエンジニア」「プロジェクトマネージャー」
  • 将来性の高いプログラマーになるにはプログラミング言語以外のスキル習得が必須

この記事を参考にして、プログラマーの将来性について把握し、今後のキャリアに向けてスキルの習得のために頑張りましょう。

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